PROJECT STORY#01  プロジェクトストーリー#01
タイトルアイコン

PROJECT
STORY #01

プロジェクトストーリー #01

地域の未来をつくるランドマーク施工

「ただ建物を完成させるだけじゃない。そこに集う人の未来を見つめながら、仕事をする」
そんな思いで取り組んだ地域のランドマークとなる「ひと・まちテラス」のプロジェクト。
地域の未来をつくるランドマーク施工

地域の未来を支える複合施設プロジェクトに参画

2023年に竣工した「ひと・まちテラス」は、図書館や子育て支援センター、市民交流スペース、観光案内所など、4つの機能を備えた複合公共施設です。
地域の人々が、世代や目的を越えて出会い、学び合い、未来を育む場所。その整備に、私たち五十嵐工業は設備工事の分野で参画しました。

私たちの担当は、給排水設備と空調設備の施工管理。つまり、「水」と「空気」という、建物にとって不可欠な「ライフライン」を整える役割を担いました。

この現場には、当社から2名の施工管理者が常駐しました。彼らの仕事は、いわば現場の司令塔。工事の工程を進めるだけでなく、品質、安全、原価を常に意識しながら、スムーズな進行を支える存在です。

とくに繁忙期は、協力業者様だけで20名以上、電気や建築の他社の施工管理者を含めると、現場には毎日50〜60人が出入りする状態。複数業者が同時に作業を進める中で、設備工事のスペースやタイミングをどう確保するか、ミスなく工程をつなげていくかが非常に重要でした。

「この工程でほんの少し遅れると、後ろの工事すべてに影響が出る」
そんなプレッシャーの中、他業種の管理者様とも密に連携し、現場全体を俯瞰して動く。単に自社の工事を完了させるだけでなく、現場全体の最適解を見出す姿勢が求められました。

地域の未来を支える複合施設プロジェクトに参画

地域の人の「ありがとう」がやりがい

現場が無事に完成し、施設が地域に開かれた日。多くの地域住民が足を運び、子どもたちの笑い声や、お年寄りが図書室でゆったり過ごす様子を目にした瞬間、施工管理に携わった社員の胸には熱いものがこみ上げました。

「この建物に、自分たちも携わったんだ」
「自分たちの仕事が地域の未来につながっている」

職人さんたちと一緒に試行錯誤し調整した日々。図面を片手に現場を走り、様々な調整に動いたあの苦労。
すべてがこの瞬間につながっていたと、心の底から感じることができました。

地元のために働けるという誇り

このプロジェクトには、当社の「専門技術を通して、地域社会に貢献します。」という文化が反映されています。岐阜・中津川に根ざして50年以上。私たちは地元の学校、病院、公共施設など、多くの「まちのインフラ」に携わってきました。

「この地域のことなら五十嵐工業に」と声をかけてもらえるのは、これまで積み重ねてきた信頼と実績の証です。

施工管理という仕事は、地味かもしれません。
でも、そこには「人の流れを支える」責任と、「暮らしの安心を守る」誇りがあります。

地元のために働けるという誇り